運転の荒いガラス屋さんはいない?

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ガラスはどんなに頑丈でも割れものにまちがいありません。特に運搬における取扱いには細心の注意が必要であり、特殊な技術や機材が使われる場合もあります。一般的な宅配や引っ越し業者なども、ガラスの運搬については基本的に受けてくれないといわれるほど、ガラスの運搬には破損のリスクが付いて回るものなのです。

ガラスの運搬・輸送には重要なポイントがあります。まず問題となるのは梱包技術ですが、特に板ガラスのなかにはサイズが規定のものでないというケースも珍しくありません。そうした場合、既存の梱包機材では対応できないことになりますし、無理に対応しようとすると過負荷がかかってしまうため、結果として破損などのトラブル発生原因になりかねないのです。そうした理由から、特殊形状の板ガラスこの梱包では、個々のガラスサイズに合った梱包機材の作成からはじまるのです。
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梱包機材作成では、採寸が重要になりますが、これはただ性格なサイズを計るということ以外に、遊びや緩衝材のサイズも加味することが重要になります。緩衝材は最適な量というものがあり、少なくても多くても上手くいきません。少なければ破損リスクが高まりますし、多すぎれば余計な運搬コストがかかってしまうからです。

梱包機材が組上がったなら、実際の梱包作業に移ります。個々の板ガラスを梱包し、それらを適量ごとまとめた形でさらに梱包します。このとき重要なのは、それらを実際に運搬する機材の形状を積載量でしょう。折りたたみ式のポニーと呼ばれるもののなかには、可能な積載量と耐加重が合致していないものがありますが、これは移動時の状況を加味していないためと思われます。積み込みには細心の注意が必要でしょう。

コンテナごと梱包されたら、運搬車両への積み込みと固定を行います。この運搬車両のドライバーには、高い運転技術が求められます。荒い運転では、板ガラスは決して無事に運ぶことはできないのです。
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製作技術班